twitter の極秘プロジェクトがリークされた模様です。
オフラインの ついったー(Twitter) – Blog!NOBON
ハトを使って twitter の「つぶやき」を配信する写真が盗撮されています。
これにより以下の事が実現できると予想されます。
- 140文字のメッセージを送信する
- 通りすがりの人がメッセージを見られる
- 一度に多くの人へメッセージを送る(ハトの数に依存)
- 特定の人へメッセーを送る(伝書鳩を使った場合)
この方法の場合
が技術的に困難だと予想されます。この点を twitter チームがどう解決したのかが非常に楽しみです。
また、より多くのメッセージを見るためにはハトを捕獲する技術を習得する必要があり、今後アナログディバイドが問題になることが予想されます。
…
…
と、まぁ、冗談は置いておいて。
ネットワーク技術系でない人のために、こんな情報も載せておきます。
RFC1149:鳥類キャリアによるIPデータグラムの伝送規格
これは、IP (Internet Protocol) パケットを鳥を用いて転送するプロトコルの仕様書です。IP はインターネットの情報を運ぶために使われてますね。TCP/IP とか、見たことあると思います。
一般家庭や職場の LAN では、IP を運ぶために Ethernet(イーサネット)を使用していると思いますが、それを鳥にやらせようという事です。
RFC というのは、インターネットに関する仕様を決める団体「IETF」が “正式” に発行する文書で、仕様(プロトコル)ごとに番号が振られています。
Gmail を使用している方の中には、設定で POP や IMAP といったメールに関するのプロトコル名を見た事がある方もいらっしゃると思いますが、あれも RFC で記述されています。その中にまじって、今回の鳥によるIP送信も記述されているわけです。
と言っても、実際に使われているわけでは無いですよ。エイプリルフールのネタとして、毎年こういうプロトコルが提案されてるんです。ただし文書としては正式なものです。世界中の情報処理の根幹をつかさどる団体の文書にまじって正式に公開されてます。
インターネットが爆発的に普及してユーザが多くなり、掲示板やブログで人間関係に関する問題も多く取り上げられるにつれ、「インターネットはぎすぎすしててイヤ」とか「インターネット テラ怖ス」と感じてる方も多いかもしれません。
でも、もともとのインターネットは冗談の解るおっさんたちが作り上げたもので、もっとおおらかな場所という事を少しでも感じられたらな。と思い紹介しました。
Wikipedia にも載ってますね。